歯科で使う金属のアレルギーについて
こんにちは、箕面市の総合歯科医院、ヴィソラデンタルクリニックのスタッフチームです。
当院では、スタッフやドクターの技術、知識レベルの向上のために、毎月1回 診療後にスタッフ勉強会を開いています。
今月のテーマは歯科における金属アレルギーについてでした。
金属アレルギーには、アトピー性皮膚炎、湿疹、掌庶膿疱症、口腔内の違和感や口内炎、にきびなどがあり、男性より女性に多く見られます。
金属アレルギーと聞くと、アクセサリーや時計から起こると思われる人が多いと思います。
しかし歯科で使われている金属や歯科材料によっても金属アレルギーが起こることがあります。
歯科金属アレルギーは口腔内の金属が原因であるにも関わらずその症状は口腔内へほとんど発症せず口腔内から遠隔の皮膚に発症することが多いです。
この場合、アレルギーを引き起こしている金属を口腔内から除去し金属を含まないプラスチックやセラミックで修復する必要があります。
お口の中の金属を取り除くことによって、ひつこい皮膚の炎症がスッキリよくなることもあります。
まずは、皮膚科でパッチテストをして、歯科で扱う金属に対して感受性があるかを調べます。
皮膚の炎症でお困りの方がいましたら、金属アレルギーが原因している可能性があります。一度気軽にご相談下さいね。