こんばんは、箕面市の総合歯科医院 ヴィソラデンタルクリニック 院長の花山です。
先週末は、咬合医学 つまり噛み合わせと全身の健康についての研修に行って参りました。
日常の歯科臨床にたずさわっていると、わずかな噛み合わせの異常でも肩や首筋の筋肉が痛んだり、頭痛がしたりする患者さまがよくいらっしゃいます。
ところがその噛み合わせのわずかなひっかかりをとってあげるとそれらの不快症状が軽快するということが、よくあります。
また、噛み合わせのよくない状態が、顔面や首、肩、背中と 全身のゆがみに繋がっていくこともあります。わたしたち歯科医は口の中だけをみて治療をするのではなく、その周囲の筋肉や骨、姿勢などのバランスもみて、その患者さまの状況を見極めていく必要があります。
顎や噛み合わせのゆがみが血流や気道を狭めたりして、様々な疾患の原因となることを考えると、その異常を改善しないことは ほんとに怖いことなんですよね。
こういった勉強は、われわれにとって非常に興味のある分野ですので、今後もこの研修を続けて受講していきます。
そして、目の前の患者さまの全身の健康に関われるよう、研鑽を積んでいきますので、楽しみにしていてください。