こんにちは、箕面市の総合歯科医院 ヴィソラデンタルクリニック アシスタントチームです
だんだん蒸し暑く、梅雨にさしかかり、過ごしにくい季節になってきましたね
今回は歯を削る器具について紹介させて頂きます。
虫歯除去や金属・陶材の除去、歯の形成の際に使用する物をタービンといいます。
歯科が苦手な理由の大きな要因となる『音』。この『音』の持ち主がこのタービンです
歯を削る回転切削器具にはもう1つコントラエンジンという物がありますが、タービンの回転数が30万〜50万/分であるのに対して、
コントラエンジンは1万/分と少なく、振動が大きくさほど削れません。
数字から見てもわかるように、タービンは切削能力が高く振動が少ないのが特徴です。
しかし、その摩擦によって削られる側は熱を発するので、注水や噴霧により歯質と器具を冷却する必要があります。
また、この水により切削粉がつまるのも防止しています。
当院がしているタービンは、先進の流体力学と超精密加工技術により患者様が不快と感じる6000〜7000Hzの騒音を
従来品より大幅に低減したものです(モリタ社製)。
音だけでなく水も出て、とても不快な思いがあると思いますが、タービン自体も日々進化しています。
将来音の出ない歯医者さんになればいいですね