指しゃぶりをやめるタイミングは?
こんにちは。箕面市の総合歯科医院ヴィソラデンタルクリニック 衛生士チームです
夏休みに入って、医院にはたくさんのお子さん達が検診で来院されています
ヴィソラデンタルクリニックでは、お子さんの検診の際、虫歯や歯ぐきのチェックの他に、歯並びも見させていただいています。
歯並びを悪くする原因のひとつに口腔習癖があります。
その中でも、今日は指しゃぶりについて、お話したいと思います。
指しゃぶりは乳幼児期に見られる生理的なもので、3〜4歳頃までは無理にやめさせる必要はありません。
4〜5歳頃になると、自然にしなくなる、または保護者の言葉がけでやめていくお子さんが多くなりますし、この年齢までに指しゃぶりを辞める事ができれば、悪くなった歯並びが正常に戻る可能性もあります。
5歳を過ぎたお子さんは、自然にはなくなりにくいため、積極的にやめさせるような働きかけが必要になります。
ご家庭で出来る働きかけ
・言葉がけ(否定的な言葉を使わないで、指しゃぶりをしなかった時間をほめる。ご褒美など)
・生活のリズムを整え、外遊びや運動をさせエネルギーを十分発散させる。
・寝付くまでの間、手を握ったり、本を読むなどする。
・眠りながら指をしゃぶっていたら、保護者がはずす。
大人に飲酒や喫煙をやめるよう指導しても、簡単にいかないのと同じで、本人がやめようと決心しても、長期にわたり続けていた指しゃぶりを、突然やめることは難しい事です
周りの人達がサポートし、自信を持たせたり、励ましたりしながら見守ってあげる事が必要です。
気になる事などございましたら、お気軽にご相談ください