お盆休みも終わり、まだまだ暑い日が続きますが、
さて今日は、
みなさん、このような経験はありませんか?
・歯を磨くと血が出る
・歯ブラシに血が付いてきた
・なんとなく歯茎が腫れている気がする
・歯が浮いたような違和感を感じる
実は、上記は歯周病の症状の一つなんです。
では皆さん、具体的に歯周病とはどんな病気かご存知でしょうか?
最近ではCMなどでも、「歯周病ケア」
歯周病とは字のごとく
歯の周りの病気
という意味です。
歯周病は大きく分けて、2つの病態に分かれます。
1 歯肉炎
歯肉(歯ぐき)の炎症のことです。
歯肉炎は、歯肉だけに限局(歯茎のみに限定)された炎症です。
2 歯周炎
歯の周り(歯の周りの組織、歯を支える骨)の炎症のことです。
1でお話した歯肉炎が進行すると歯周炎になってしまいます。
ここまで聞くと、”骨の炎症ということは、痛みを伴うのかな?
しかし歯周炎の一番怖いところは、歯周炎がかなり進行し、
つまり、痛みを伴わないまま進行するため、
では、なぜ歯周病になになるのでしょうか?
歯周病の一番の敵は、プラーク(歯垢)や歯石です。
歯磨きが難しい歯と歯の間や、歯と歯茎の境目に汚れ(歯垢)がた
はじめは、歯肉炎で歯肉が腫れていただけでも、
そして土台(顎の骨)を失った歯は、グラグラと揺れ最終的には、
最初にご紹介しました歯周病の症状として
・歯を磨くと血が出る
・歯が浮いた気がする
最初の自覚症状はこの程度です。
しかしながら、
・痛みが出る
・歯肉が腫れる
などの症状が出る頃には、
知らない間に、
だからこそ、予防がとっても大切なんです!
一度溶けた骨は元には戻らないとお伝えしましたが、
しかし予防と言われても、
予防に関して、大切なことは以下の3つになります。
1 歯周病の原因となる歯茎の中側にある歯石や歯垢を専門的な器具
2 クリーニングの際は適切な歯磨きの方法をお伝え致しますので、
3 もちろん、フロス(歯と歯の間の汚れをかき出す、
ここまで聞くと、
”大変だし面倒くさそう…”
と思うかもしれません。
ですが、ご自身の歯で生涯美味しくご飯を食べていくためには、
私たち歯科医院は、
以下の写真はほんの一例になりますが、
20年ほど歯科医院に通ったことがなく、
左が初めて来られた時のもので、右がクリーニングをさせ
左には歯と歯茎の境目に白い歯垢がついていたり、
患者様1人1人の少しの努力で、
お口の中に対して不安のある方、
そして詳しく拝見、診断、清掃をさせていただき、
ヴィソラデンタルクリニック
☎072-725-1810
(平日は9時15分~19時まで、土日は9時15分~18時30分までお電話が繋がります)